遺品整理の現実
昨日、私が所属する一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会主催のセミナーを受講し、シニアの片づけの学びを深めました。
講師は、遺品整理業者「メモリーズ」の横尾将臣社長です。
昨年の協会カンファレンスでも横尾社長が登壇され、お話を聞いたのですが、
いつもリアルな遺品整理の現場の写真やお話にぐっと入りこみ、感情を持っていかれます。
「遺品整理は決して穏やかな現場だけではない。」さまざまな現場を経て発せられた横尾社長の言葉に気持ちが引き締まります。
遺品整理の前にできること
生前整理が進んでいると健康寿命を伸ばすことにもつながります
人が亡くなった後にその人の持ち物や家財などを整理し処分することを遺品整理と言いますが、
亡くなる前に取り組める整理もあります。
それは「生前整理」や「福祉整理」と言われるものです。
どちらかというと遺品整理は、一気に片づけてものを処分するイメージですが、
「生前整理」の方は、ものを整理したい人の気持ちをじっくりと伺いながら整理を進めていきます。
この部分は、私たちライフオーガナイザーが得意とするコンサルティング型片づけが活きる場面でもあります。
さらに私たちシニア生活環境オーガナイザーは、シニアの特性を深く学んでいます。
クライアントであるシニアの方やご家族に寄り添った提案ができます。
「シニア生活環境オーガナイザー」に相談を!
シニアの片づけの現場で多いお悩みの一つ、押し入れの片づけの事例です。
お話を伺いながら作業を進めていきます。
ビフォー
アフター
この程度の物量、大きさの押し入れの片づけ作業は、シニアの方やご家族にお話を伺ったり、残すものを相談したりしながら1時間程度で作業できます。
整理しなくてはならないことは分かっているけれど…
「どこから手をつければ良いのかわからない」
「誰に依頼すれば良いのかわからない」
そのような方のサポーターとしてシニア生活環境オーガナイザーがおります。
生前整理に「早すぎる」「遅すぎる」はありません!
今の状況、お気持ちを話すことから始めてみませんか。